先日、友人に子供が生まれました。
なにか出産祝いを贈ろうということになったのですが、いざ「出産祝いを」と考えると、なかなか何が良いか判らなくなりますよね。
そんな中、タイミングよく保育園で父母の集まりがあったので、出産祝いで頂いて嬉しかった品は何だったか聞いてきました。
お話を聞いたのは、保育園の「3歳児クラス」に預けている父母の皆さんです。
答えてくれた内容を、わたしの方で以下のような分類でまとめました。
- 3歳になっても愛用しているもの
- もう使わなくなったけど役に立ったもの
- 祖父母や親戚から頂いて嬉しかったもの
それでは、早速見ていきましょう。
3歳になっても愛用しているもの
「せっかくなら、長く使ってもらえるものを贈りたい」ということで、まずは子供が3歳になった今も愛用している出産祝いで頂いたものを聞いてみました。
いくつかあると助かるものや年齢によって使い方を変えられるものが多い印象です。
写真たて・フォトフレーム
メモリアルグッズの定番の写真たて・フォトフレームです。
みんな部屋に子供の写真を飾っているみたいでした。
子供が3歳くらいになると「赤ちゃんの頃の僕だよ」と子供自身も眺めて楽しんでたりするんです。
ただ新しい写真は増えていくものの、印刷が面倒で新しい写真が飾れていないというママも多いようでした。
プリンタのインクや写真用の光沢紙も高いですからね......
その点、デジタルフォトフレームなら写真をファイルのまま入れれば、そのまま飾れるので手軽でおすすめです。
タオル
名前入りのハンドタオルやバスタオルなど、タオルも出産祝いには良いですよね。
赤ちゃんをバスタオルに包むだけで、可愛さが20%増ですよ。
モフモフです。
タオルの中でも特に、わたしがおすすめしたいのは「今治タオル」です。
出産祝いで頂いてからバスタオルですが、3歳になった今でも子供が気に入っていて眠るときに丸めて抱っこして眠っています。
そして毎朝、タオルを引きずりながら起きてくる姿が可愛すぎます。
お出かけするときにも、名前入りのハンドタオルを携帯しています。
「今治タオル」どのくらいおすすめかというと、以前に『出産祝いや誕生日ギフトに「今治タオル」の品質を考察した』という今治タオル推しの記事まで書いてしまったくらいですね。
ところでタオルの感触を味わう時に、鼻の下の部分でモフモフするのは何なのでしょうかね。
木製のおもちゃ
積み木や木琴などの木のおもちゃですね。
産まれてすぐに使うものではありませんが、いざ買おうとすると、少し値が張るため躊躇してしまうものですから出産祝いで頂くと嬉しいですね。
木のぬくもり溢れるおもちゃは、子供の想像力や発想力を育てると言われているんですよ。
絵本
ママたちの間で意外と高評価だったのが「絵本」でした。
出産祝いに貰っても早すぎると思ったのですが、割と皆さん産まれて間もない頃から「読み聞かせ」をしていたそうです。
「子供の心が豊かに育つように自分の声で読んであげたかったから」という回答が多かったのが印象的でした。
絵本については、子供が少し大きくなってから書いたものですが『幼児教育の基本はやっぱり絵本-子供にあった絵本を探そう』という記事でおすすめの絵本を紹介していますので、参考にしてください。
名前入りのスプーン・フォーク
お出かけした時のためにスプーン・フォークは多めにあっても助かります。
これも産まれて少したってから役に立つ系統のものですね。
特に「名前入り」である必要はないのですが、ママ達からは名前入りというキーワードが多かったので、ここではそうしました。
確かに名前が入っていると出産祝いっぽさが増しますからね。
ベビーチェア
「椅子」です。
ベビーチェアの中でも、木製のしっかりしたタイプのものが長く使えて重宝している方が多いみたいです。
子供が小さな頃はテーブル付きで、成長してきたらテーブルを外したりできるものが使いやすいですね。
ただ1点だけあれば十分なものなので、出産祝いとしては他の人と被らない自信がないと選びにくいといえます。
椅子の形状を選ぶのには、テーブルで生活しているか床で生活しているかも知っておかなければいけませんね。
授乳クッション
授乳クッションを3歳まで使っているということに驚くかもしれません。
しかし聞いてみると、当然ながら授乳に使っているわけではなく子供用のソファーのように使用しているママ達が多かったです。
わたしも聞いてから試してみましたが、確かに授乳クッションのくぼんでいる部分に子供を座らせると、ピタッとフィットしていい感じでした。
しかし授乳クッションもベビーチェアと同様に、1点だけあれば十分なものなので選びにくいかもしれませんね。
もう使わなくなったけど、とても役に立ったもの
やはり長く使えるものというと、あまり種類が出てきませんでした。
そこで、この項目では「3歳になったらもう使わなくなったけど、とても役に立ったもの」を聞いてみました。
予想通りの消耗品と、ちょっと意外だからこそ他の人と被らなかった逸品といったところでしょうか。
では、見てみましょう。
おむつケーキ
デコレーションケーキのようにおむつを重ねて飾り付けられた「おむつケーキ」は出産祝いの定番ですね。
おむつは幾らあっても足りないので、おむつケーキを貰ったママ達は当時、とても助かったそうです。
「たくさん頂けるなら飾らない、おむつで良かったくらい」というママもいましたよ。
同じ金額なら飾りなんていらないってことでしょうけど、それはちょっとお祝いなんで飾りたいところですね。
おしり拭きシート
大量の「おしりふきシート」を貰ったというママがいました。
嫌がらせ?
いやいや、「おしりふきシート」も「おむつ」と並んで、毎日大量に消費するものです。
貰ったママも最初こそ驚いたそうですが、なんだかんだで消費したのでありがたかったと言っていました。
名前の響きさえ気にしなければ、子供が3歳になっても「丈夫なウェットシート」として使えるので便利ですよね。
綺麗にラッピングすれば、実用的なプレゼントになるかもしれませんね。
水分で凄く重そうですけどね
チェアーベルト
少し大きくなってから使うものですが、チェアーベルトは便利ですね。
お出かけした際のレストランなどで大人の椅子しかなくても、これがあれば安心。
腰を椅子の背に括り付けるように固定して、椅子からの落下を防止します。
わたしも使っていましたが、これは便利です。
何枚かあっても良いものなので、プレゼントにも良いと思います。
ヌードルカッター
これも少し大きくなってからの物ですね。
他の方と被らないように、少し成長してからのものを選ぶ方もいるみたいです。
ヌードルカッターは麺類を食べるときに、子供が啜りきれなかった麺を「ちょっきんなー」と切るハサミです。
ハサミといっても刃も鋭くなくプラスチックで、麺を切る程度の性能になっているので安全で末。
祖父母や親戚から頂いて嬉しかったもの
現金(商品券)
友人から頂くのは少し抵抗がありますが、最も欲しいものです。
子供が生まれると「ベビーカー」や「抱っこひも」など色々と必要になります。
しかし「ベビーカー」や「抱っこひも」の合う・合わないは、個人の体格や姿勢・行動範囲なども考えなくてはいけません。
直接「ベビーカー」や「抱っこひも」を貰うよりも、現金や商品券を頂いた方が、自分にあったものを選べるので助かるんですよね。
ですが現金や商品券を頂くのに、少し抵抗があるのも確かです。
祖父母や親戚からなら抵抗なく受け取れるという意見が多数でした。
一眼レフカメラ
出産祝いに両親から一眼レフカメラを贈られて、愛用しているお父さんがいました。
最初に見た時は「高価な物だし、お返しに困る」と思ったそうですが、「貰い方が良かった」と言っていました。
「たくさん孫の写真を撮って、見せてね」というメッセージ付きで貰ったそうです。
最初こそ少しプレッシャーだったそうですが、「子供の写真を見せることが最大のお返し」と解釈したという事です。
子供の色々な姿を残せるのはやっぱり嬉しいですよね。
なにしろ子供はおとなしく止まっていてくれないので、一眼レフカメラのシャッタースピードは魅力的です。
わたしの場合は、スマートフォンのカメラで撮影することが殆どですが、綺麗に撮れるのは、何かを食べている写真ばかりですからね......止まっているので
おわりに
以上、3歳の子供がいるパパ・ママが選んだ「貰って嬉しかった出産祝い」でした。
参考になったでしょうか。
色々ありすぎて、混乱させてしまったかもしれませんね。
「もうっ何をプレゼントしていいのか判らなくなったよっ」という場合は、「おむつケーキ」にしておくのが良いと思います。
装飾されていて華やかですし、おむつは絶対必要な消耗品なのでいくらあっても足りないくらいですからね。
ただ、おむつのサイズが小さくて使えないと困るので、サイズは少し余裕を持った方が良いかもしれませんね。
わたしから友人への出産祝いは「今治タオル」に決めましたけどね。