子どものイベント写真販売が高いから安くする方法を考えた | おれんじあんてな

子どものイベント写真販売が高いから安くする方法を考えた

育児
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こんにちは「おれんじ」です。

保育園や幼稚園、学校イベントのあとでイベントのようすを写真で振り返るのは楽しいですよね?

むかしはカメラマンが撮った写真は一覧で貼り出されて、欲しい写真の番号を提出して買ったものです。

いまはそれもネットで注文するようになっています。

フィルムカメラからデジカメに変わったことで、データ自体も買うことができるようになりました。

しかし今も昔も変わらないのは、その値段です。

はっきりいって「高いっ!!

これをなんとか安く買えないものかと考えてみました。

写真販売の不満

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安く写真を手に入れる方法を「本気で」考えるために、まずは現状の不満点を挙げていきましょう。

考えているうちに「面倒くさくなってきたから、もういいや」ってならないために自分に燃料投下です。

値段が高い

冒頭でも、書きましたが一番の理由は「値段」ですね。

わたしの子どもが通う保育園では以下のような値段になっています。

印刷サイズ値段
L判257円
2L判617円
六切1029円
データ216円

※データは印刷物を買わないと選択できない

撮影会社と保育園の取り分の比率はわかりませんが、高いですね。

しかも印刷物を買わないとデータが注文できないのがいやらしいです。

買う側が欲しいのはデータだとわかっていて、このシステムなのが頭にきます。

腕がイマイチ

たまたまかも知れませんが、プロのカメラマンだから撮影の腕がいいかと思ったら、そうではありませんでした。

元気に走り回る子供達を追いきれず、ピントが子供達にあっていないしょうもないデキの写真も並んでいました。

一度しかこない瞬間を失敗するプロって......

しかもその写真を隠さず売るのが「少しボケてても、自分の子どもが写ってれば買うでしょ?」って考えていそうで腹が立ちます。

でもやっぱり欲しくなっちゃう......くやしいっ!!

印刷品質が悪い

印刷物を買わないとデータが注文できない上に、その印刷物も低クオリティです。

輪郭がぼんやりしていて、色の階調表現ものっぺりしたネットプリントで1枚5円でできる仕上がりです。

もう一度書いておきますが、うちの保育園の写真販売ではL判1枚で257円です。

満足できる写真を自分たちで撮る?

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不満点を並べると「もうこのシステム使わないでいいんじゃないか」って思えてきます。

「保護者たちで写真を撮りまくってシェアすればいいんじゃないか?」

以下の記事で書いたように良い機材をレンタルして、保護者で人数集めればいいんじゃないか?って

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しかし次のような理由で、きっと上手くいきません。

主役が違う

結婚式では主役は誰から見ても「新郎新婦」です。

しかし子どものイベントの場合は違います。

親にとっては「自分の子ども」が主役です。

ファインダーを通してだって、自分の子どもを追いかけたいですよね。

満遍なく全員を写真におさめて欲しいというお願いは難しいです。

撮影場所

運動会などでは保護者が入れないエリアでも、プロのカメラマンは撮影できたりもします。

望遠レンズを用意することもできますが、値段が跳ね上がってしまいます。

保護者が参加できないイベント

保護者が参加できない日常や遠足など...こればかりはどうしようもありませんね。

工夫でどうにかできないので、くやしいですが任せるしかないです。

システムは利用することにする

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保護者が撮影できないシーンがある以上、写真販売のシステムを使わなければいけません。

写真がいらないなら使わなくてもいいんですが、欲しいでしょ?

というわけで、写真販売システムの仕様にしたがって考えていきます。

データを入手せよ

フィルムカメラの時代は印刷物が目的でしたが、デジカメ時代のいまはデータが目的です。

データがあれば、低品質な印刷物などいりません。

ただの「抱き合わせ販売のいらない方」です。

データを買うために、印刷物の購入が必須ならば一番安いものを買います。

うちの場合はL判ですね。

大きな写真が欲しかったら、あとで安くて品質の良いサービスに頼めばいいんです。

データさえ手に入れば、それが可能ですよね。

一括買取

デジタルデータなら、コピーも簡単です。

保護者のあいだで結託して以下のような感じにしてみてはどうでしょうか?

  1. 代表者がすべての写真をデータつきで購入する
  2. 掛かった金額を頭割りする
  3. データを全員でシェアする

こうすることで協力者が多いほど、1データあたりの金額は安くつきます。

データをコピーすることがルールとして、問題がないの?」という心配がありますか?

うちの保育園の写真販売システムには「写真を共有しましょう」「お友達をアルバムに招待しましょう」と書いてあったので問題なさそうです。

どうでしょう?

一見よさそうな案じゃないですか?

......でもうまくいかないですよね

これでは「自分の子どもが写っていない写真」にまでお金を払っているという感覚が出てきます。

写っている枚数が多いひとほど得をしてしまい、平等ではありませんから......

別口で集計する

だったらもう販売システムで購入する前に、結託した保護者たちの購入予定を集計しましょう。

そして購入者がいる写真を代表者が1枚ずつデータつきで購入して写真ごとに購入者で頭割りします。

購入者が多い写真ほど頭割りで安くなり、ひとりしかいない写真は残念ながら定価ですが平等感はありますよね?

購入者がいない写真を買う必要もないので無駄がないのもポイント

集計作業という手間が掛かりますが、これが写真を安く購入できる最良の方法です。

大切なのは協力者

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写真販売システムで安く購入するため大切なのは「少しの手間」と「協力者」ですが、わかっていても、結局うまくいくかは人次第です。

まず以下を決めないと話が進みません。

  • 集計するひと
  • 代表して購入するひと
  • 印刷物の処分方法

集計や購入配布するのは手間が掛かるので、率先して行動をしてくられひとが必要です。

そして1枚ずつ買うことになる印刷された写真は、誰のものかでトラブルになる可能性があります。

しかし購入に200円掛かっているかもしれませんが、1枚5円印刷の価値しかないのでもめるのは馬鹿馬鹿しい話ですよね?

また以下のようなひとが紛れ込むと崩壊します。

  • 集計や代表者になって利益を得ようとするひと
  • 集計や代表者にメリットを与えたくないひと
  • 利用しようとするひと

集計や代表して購入するひとは、他の人よりも手間が掛かりますが「手間賃」としてピンハネしてしまうと信頼関係が崩れてしまいます。

反対に集計や代表購入以外のひとは「手間賃」をわたすくらいの気持ちがないと、集計や代表をするひとがいなくなってしまいます。

おもいやり」が信頼関係には大切ですよね。

「利用しようとするひと」というのは、この取り組みを利用しておいしいところだけかすめ取るようなひとです。

例えば写真の購入予定をあらかじめ集計すると、だれがその写真データを手に入れることになるかがわかります。

そこで自分では購入せずにあとで「買い忘れたからシェアしてくれない?」なんて平気で言って、タダで手に入れようとするひとが紛れ込むとやってられないですよね。

人数が増えたほうが安くなるというのは正しいのですが、お金がからむので信頼できるひとだけのグループの方がやりやすいです。

おわりに

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参考になったでしょうか?

むかしからボッタクリだなと思っていた「イベントの写真販売」ですが、デジタルデータの存在で安く購入できる可能性が出てきています。

しかしそれには保護者のあいだで良好な関係が築けていることが大切です。

日頃から信頼できる関係を築いておきたいですね。

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