Googleファミリーリンクを利用している子供のスマートフォンを機種変更しました。
SIMの契約をKDDIのpovo2.0にしたことにより、これまで使用していたF-04Kでは周波数帯がBand1しか使えず、電波受信感度が悪いような気がしたからです。
F-04Kも機能としては子供用に最適なんですけどね。
というわけで今回、SIMフリーのOPPO A73に子供のスマートフォンを機種変更したので、Googleファミリーリンクのアカウント移行の手順を紹介します。
また、アカウントの移行が完了した後に残る古い端末の表示を管理画面から削除する方法も併せて紹介します。
Googleアカウントのファミリーグループの確認
まずは機種変更前にファミリーグループの状態を確認しましょう。
Googleアカウントにログインしてから、Googleファミリーに遷移して確認します。
管理者(親)と管理対象者(子)が一つのグループになっていることが確認できます。
このファミリーグループの関係は機種変更しても維持しなければいけませんので、機種変更先の端末で新規のアカウントを作る必要はありません。
機種変更前の端末からアカウントを削除する
機種変更前のこれまで使用していた古い方の端末で、[保護者による使用制限]アプリを起動します。
起動した画面のメニューをタップして[管理機能を停止]を選択するとメッセージが表示されるので、[アカウントの削除に進む]を選択します。
アカウント削除の画面になりますが、メッセージに記載されているとおり現在操作中の端末からアカウントを削除するだけで、ファミリーグループから削除されるわけではないので安心してください。
アカウントと端末の紐づけを解除する感じですね。
[アカウントを削除]ボタンをタップすると保護者のパスワードを求められますので、ファミリーリンクで管理者となっているアカウントのパスワードを入力して[次へ]ボタンをタップしてください。
削除処理が走るのでしばらく待機すると端末とアカウントの紐づけが解除されます。
但し、ここまでの操作を行ってもファミリーリンク上では、まだ子供の利用端末として機種変更前の端末が表示されている状態です。
それに関しては、もう少し先で削除する手順を説明します。
機種変更後の端末に子供のアカウントを設定する
次に子供の新しいスマートフォンにGoogleファミリーリンクを設定する手順を説明します。
手続きの途中で親のアカウントと子供のアカウントを関連付け、使用制限やアプリ設定を行います。
ここで行うステップによって、新しいスマートフォンがファミリーリンクの管理対象となります。
まず、ファミリーリンクをインストールしたら起動して、先ほど古い端末からログアウトした子供のアカウントでログインします。
途中、デバイスの管理をする親のアカウントを選択して、パスワードを入力して親の権限で設定を進めることになります。
1日あたりの利用時間の上限を設定したり、デバイスにインストールしたくないアプリのチェックボックスを外したりと設定していきます。
YouTubeの設定で[後で]ボタンをタップしたら急に画面が閉じましたが、ファミリーリンクで確認したところ設定は完了しているようでした。
これで新しいスマートフォンがファミリーリンクでの管理対象となりました。
ファミリーリンク上に残った機種変更前の端末を削除する
機種変更前の端末からアカウントの削除を行いましたが、実はファミリーリンク上では古い端末がリストに残っています。
このままの状態でも端末制御などは利用することができますが、位置情報の取得の際に古い方の端末の位置を見に行ってしまう可能性があるので削除してしまった方が望ましいです。
というわけで削除していきます。
新しい端末からでもパソコンからでも良いので、子供のアカウントでGoogleアカウントにログインします。
[セキュリティ]タブに遷移して、[すべてのデバイスを管理]を選択してください。
遷移後の画面でリストから削除したい機種変更前の端末を選択します。
[ログアウト]を選択すれば、ファミリーリンク上に残った古い端末がリストから削除できました。
おわりに
Googleファミリーリンクを利用して子供のスマートフォンを機種変更する手順を詳しく解説しました。
子供のスマートフォンにGoogleファミリーリンクを活用することで、親は子供のスマートフォンでの活動を管理して、安全なオンライン環境を提供することができます。
新しい端末に移行する手順を理解して、古い端末を適切に削除することで、ファミリーリンクの管理が円滑に行えます。
安心して子供たちがスマートフォンを利用できるように、ぜひ正しく活用してください。