子供が少し大きくなって、視聴するテレビ番組も変わってきたのですが、子供向け番組の玩具の売り方ってえげつないですねっ!!
これまで興味を持っていた「アンパンマン」や「きかんしゃトーマス」などの長寿番組の玩具なら、「賞味期限」が長いので良いんです。
「仮面ライダー」や「プリキュア」のように約1年で放送終了してしまう番組の玩具の賞味期限が短いったら......もぅ
子供は当然「今観ている番組の」玩具を欲しがりますから、製品のライフサイクルが短いんですよね。
しかし発想を転換することで、わたしは見つけてしまいました。
玩具のライフスタイルを長くして、家計にもやさしく子供も満足するという夢のような方法をっ!!
えげつないぞ、おもちゃ事情
特撮ヒーローやプリキュアなどの子供向け番組は、おもちゃを売る前提で作成されているようで、物語の中にはたくさんの武器やアイテムが登場します。
特にえげつないと思ったのが「仮面ライダー」の変身ベルトです。
ベルトのおもちゃだけを買っても最大限の機能を楽しむことができません。
別売りのカートリッジ式のパーツを着け替えることで流れる音声が変わるというのですが、このパーツの種類が半端じゃなく多いのです。
パーツの売り方も、おもちゃ売り場は勿論、「食玩」であったり、ガチャポンやゲームセンターの景品だったりと子供が興味を持つところには全てに配置されています。
関連雑誌や映画の前売り券、更にケーキのオマケなんていうものもあり、とても全部集めるなんてできません。
「プリキュア」の変身アイテムも同じような売り方ですよね。
拡張する前提のおもちゃなので、子供だって目につけば欲しくなりますから、なだめる親は大変です。
拡張する前提のおもちゃってエグイですよね。
おもちゃのライフサイクルが1年もたない
冒頭で「約1年で放送終了」と書きましたが、おもちゃのライフサイクルの実情は1年ありません。
なぜかというと「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」、「プリキュア」では、物語中盤で上位版へのフォームチェンジ(コスチュームチェンジ)があるからです。
お話の中でフォームチェンジが行われると、おもちゃ売り場にも新フォームのおもちゃが続々と陳列されます。
当然、子供は今テレビでやっているものが欲しくなってしまうんです。
このような製品入れ替えが物語の中盤で発生するので、おもちゃのライフサイクルは半年程度となってしまいます。
購入するタイミング次第では、更に短くなるので家計に厳しいですよね......
安く抑えるヒントは仮面ライダージオウにあった
「なんとか玩具の購入代金を抑えつつ、子供を喜ばすことができないか」
その答えに近づくためのヒントが奇しくも「仮面ライダージオウ」の物語構成にあったのです。
「仮面ライダージオウ」の物語は、「過去作品に登場した仮面ライダーと会い、ライドウォッチという道具で能力を継承して、そのチカラを使って対応する敵を倒す」という内容です。
この「ライドウォッチ」がこの作品での変身ベルトの拡張オプションで、コレクションアイテムとなっています。
これが過去に登場した仮面ライダーごとに用意されていて、仮面ライダージオウで平成仮面ライダー20作品目ということもあり、その数も膨大です。
しかし、これまでの仮面ライダー作品のコレクションアイテムであった「スイッチ」や「ボトル」というよく分からないものと違い、「過去の仮面ライダーと会って手に入れる、その仮面ライダーに対応するアイテム」というのが発想転換のポイントになりました。
子供は自分が見たことがあれば興味を持つ
「仮面ライダージオウ」の物語では、過去作品の仮面ライダーと会ってその能力を継承します。
つまり子供にとっては、過去作品の仮面ライダーも「見たことのあるキャラクター」として興味を持ちます。
そうして興味を持つことで、過去作品のおもちゃでも満足できるようになるんです。
つまり中古の安くなった過去作品の玩具を買うことで、家計にやさしく子供も喜ぶという訳です。
過去作品の中古であれば、リサイクルショップや「メルカリ 」などを利用すると手ごろな価格で入手できます。
もちろん「プレミアがついている物を望まなければ」ですけどね。
過去キャラが出てくる作品ばかりではない
今回、発想転換のきっかけとなった「仮面ライダージオウ」のように都合よく過去作品の主要キャラクターが出てくる作品ばかりではありませんよね。
「仮面ライダー」や「プリキュア」であれば毎年、歴代キャラクターがオールスターで出てくる映画を上映していますが、それでも子供が過去作品のキャラクターに興味を持つには時間が足りないと思います。
そこでオススメなのが、VOD(ビデオオンデマンド)サービスの利用です。
VODサービスとは、インターネット上からアニメやドラマ、映画など、見たい動画を選んで視聴できるサービスです。
「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」、「プリキュア」などの過去作品も定額で見放題なので、子供が興味を示す作品をいくつも試してみることができます。
また、配給会社が責任持って運営しているので、無料動画サイトでたまに見かける「悪意のある配信者が動画の途中に不適切な内容が差し込んでいる」といったこともなく、安心して子供に視聴させることができます。
(わたし自身、子供に無料動画サイトを視聴させていたら途中で暴力的な内容が差し込まれていて、焦って停止した経験があります......)
いつでも観ることもできて、玩具のライフサイクルもあまり気にする必要がないのも魅力です。
利用料金は掛かってしまいますが、子供のおもちゃ代を安く収めるための先行投資と考えてください。
わたしの場合は、自分の気になるドラマや映画も見られるので充分安いと感じています。
VODサービスを利用するのに必要な環境
VODサービスを利用するのに必要な環境は、特別に用意しなくても既に揃っているかもしれません。
必要な環境は、以下となります。
- VODサービスのアプリに対応したデバイス
- インターネット回線
VODサービスのアプリに対応したデバイス
ご家庭のテレビがVODサービスのアプリに対応していれば、テレビをインターネットに接続することでVODサービスを利用することができますので、所有しているテレビがVODサービスのアプリに対応しているか確認してみてください。
また、スマートフォンやタブレットでも視聴可能なので、外出先の子供が飽きてしまうような長時間の移動などでは重宝します。
「テレビで視聴したいけど、アプリに対応していなかった」という場合でも、HDMI入力端子さえあればデバイスを追加する必要がありますが、視聴可能になります。
追加するデバイスはテレビのHDMI端子に挿すだけで利用できるAmazonの「Fire TV Stick」が安価でおすすめです。
4K画質に対応したFire TV Stickもありますが、非対応の物と比べて価格が高いので、過去の子供向け番組を観るぶんには必要ないと思います。
しかし今後、4K画質の需要が増えると予測するのであれば、4K画質対応版を購入する選択肢としてはアリかもしれませんね。
インターネット回線
インターネット回線は視聴するデバイスが対応していれば有線でも無線でも構いません。
因みにテレビに追加するデバイスとしておすすめの「Fire TV Stick」は有線LANには対応していないので無線LANのインターネット環境が必要です。
おすすめのVODサービスを紹介
あくまで「安価に」「子供のために」という理由で考えると、Amazonの「Amazonプライム・ビデオ」が頭一つ抜けておすすめです。
月額料金が安いということに加えてプライム・ビデオ以外にもプライム会員特典が受けられますからね。
Amazonプライム・ビデオでは「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」のテレビシリーズが幅広く揃っていますが、「プリキュア」のテレビシリーズはほとんどありません。
というか、VODサービスでは「プリキュア」は映画だけ定額で、テレビシリーズはレンタルという形がほとんどです。
その中でも「プリキュア」のテレビシリーズが一番充実しているのが、「dアニメストア」ですかね。
わたしの場合は、わたし自身が観たいドラマが「Amazonプライム・ビデオ」になかったので「U-NEXT 」にも手を出していますが、子供はもっぱら「Amazonプライム・ビデオ」の番組を視聴しています。
※「U-NEXT 」「dアニメストア 」もAmazon Appstoreからアプリをダウンロードすることで「Fire TV Stick」で視聴できます
どのVODサービスが自身の環境に合っているのかは実際に使ってからでないと判らない部分がありますが、大抵のVODサービスは初回にお試しの無料期間があるので、「Amazonプライム・ビデオ無料期間」→「dアニメストア 無料期間」→「U-NEXT 無料期間」というように最初に各サービスの無料期間を渡り歩くことをオススメします。
最後にVODサービスをおすすめ順にランキングにして紹介しておきますね。
是非参考にして、えげつないおもちゃ事情の渦から抜け出してくださいね。