子供に箸の持ち方を教えたときの失敗談と箸で「あーん」して食べさせるコツ | おれんじあんてな

子供に箸の持ち方を教えたときの失敗談と箸で「あーん」して食べさせるコツ

お箸で食べる子供 育児
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おはようございます
「おれんじ」です。

わたし達の食生活に欠かせない「お箸」

子供が大きくなってくると「いつまでもスプーンやフォークで良いのかな?」と考えてしまいますよね。

しかし「お箸の持ち方は一生もの」変な持ち方のクセがついてしまうとなかなか直せません。

お昼休みに見回すと、大人になっても正しいお箸の持ち方ができていない人が多くいます。

あなたは子供に正しいお箸の使い方を教える自信はありますか?

わたしは、自分が正しいお箸の持ち方ができているので自信がありましたが、上手くいきませんでした。

子供が使うどころか、わたしがお箸を使って子供に「あーん」と食べさせるのも上手くできない始末です。

「あーん」に関してはちょっとしたコツだったのですけどね。

お箸を使って子供に「あーん」と食べさせるのにコツがいるんです。

多分、上手にできている人は意識することなくコツを掴んでいるのでしょうね。

という訳で、この記事では「子供とお箸」について、失敗から学んだ「あーん」のコツ子供のお箸の持ち方練習の方法をご紹介します。

子供にお箸で「あーん」

子供と外食するとき、ファミレスなどでは子供用のスプーンやフォークを用意してくれるお店もあります。

しかしお祭ではそうもいきません。

わたしが上手に子供にお箸で「あーん」ができなかったのは、お祭りで買ったヤキソバを割り箸で食べさせようとしたときでした。

わたしのお箸の持ち方は問題なく、しっかりとヤキソバを掴んでいました。

そして、子供に「あー......」「んっ」となったところで、お箸を口から抜くとヤキソバが殆ど戻ってきてしまいましたよ。

いったい何がいけなかったのでしょう。

お箸で「あーん」が上手くいかない原因

わたしの様に「あーん」した筈なのに、口の中に入らず掴んだままになってしまう失敗の原因は「お箸の向き」です。

口に運ぶときに2本のお箸が上下になるように位置していると、わたしと同じ失敗をします。

お箸でのダメな食べさせ方

お箸が上下に位置していると「あー......」「んっ」で口を閉じたときに、子供の歯や唇はお箸を閉じる方向に力を加えます。

そのためお箸を口から抜くと、食べ物を掴んだ状態でお箸が戻ってきてしまうんです。

考えてみれば当然なのですが、なかなか気づけませんでした。

お箸で「あーん」をするときのコツ

お箸で「あーん」をするときのコツ、それは「2本のお箸が水平になるように口に運ぶこと」です。

2本のお箸が子供の口に対して左右に位置するようにすると上手に「あーん」ができます。

お箸での良い食べさせ方

口を閉じたときに子供の歯や唇が食べ物を抑えている状態で、お箸を抜くことができるので口の中に食べ物を置いてくることができます。

意識しないと自然とお箸が上下になってしまい、上手くいかないんですね。

気づいたときにはごっそりヤキソバを食べさせることができて快感でした。

子供に箸の持ち方を教えるときの失敗

既にお気づきかと思いますが、わたしは正しいお箸の持ち方ができている自信があります。

その方法を教える自信もあったので、「トレーニング箸・しつけ箸など必要ない」と考えていました。(過去形)

わたしの考えは甘く、見落としがあったのです。

失敗理由と、見直したおすすめの練習方法を紹介します。

たったひとつの誤算「相手が子供ということ」

正しいお箸の持ち方を分析、言語化して伝えれば誰でも正しく使えると考えていました。

わたしが子供にお箸の持ち方について教えた内容は、次のような内容です。

POINT
  • チカラを抜いて楽にする
  • 下のお箸は親指の付け根と薬指で押さえて動かさない
  • 上のお箸は中指・人差し指・親指で持つ
  • 人差し指はお箸の上
  • 中指の爪の横にお箸を当てる
  • 親指を始点に下げるときは人差し指、上げるときは中指を使う

お箸の持ち方

はい、完璧です。

しかしそれは、伝える相手が子供でなければです。

子供は、まず「チカラを抜く」からできませんでした。

どうしてもお箸を持つとチカラが入ってしまうため、「親指を始点に」どころかまったく動かせません。

一生懸命に教えるのですが、初めは乗り気だった子供も次第にイヤになってしまって練習打ち切りでした。

トレーニング箸を試す

エジソンのお箸

子供に理屈で説明すると「教えてもらった位置から動かさないようにしよう」と考えるのか、チカラが入ってしまい上手くいきません。

そこで考えなくても正しい位置を保てる方法を検討しました。

導き出した結論は「トレーニング箸」の利用です。

結局、トレーニング箸に行きついてしまいました。

購入したのは有名な「エジソンのお箸

お箸に指を通す輪がついているものですね。

子供に使わせてみると、チカラも抜けて指の位置もキープできている様子です。

ロングセラーには理由がある訳ですね。

ただ1点気になる部分がありました。

エジソンのお箸で気をつけたいこと

輪に指を通すことで正しいお箸の持ち方をサポートしてくれる「エジソンのお箸」ですが、よく見ると正しい持ち方と少し違います。

中指の位置が上のお箸の下に入っていないんです。

エジソンのお箸は開くとき、中指で持ち上げるのではなく、中指と人差し指の輪を引き上げることで開くようです。

パッケージの裏側にも記載されていましたが、通常のお箸に移行する際には中指の位置を意識して変える必要があります。

気をつけましょう。

お箸の練習で気をつけたいこと

通常のお箸の練習をしていて、気づいたことがあります。

トレーニング箸を購入する前の失敗した練習のときに感じたことです。

それは「お箸の練習は食事中にしない方が良い」ということ。

食事は本来、楽しいものです。

注意されながら上手に使えないお箸でする食事は、子供にとって楽しいものでしょうか。

我が家では、通常のお箸の練習は「おままごと」や「砂遊び」などの遊びの中にお箸にふれる機会を作って進めています。

「食べ終わるのが遅い」「片付かない」などのストレスもなく、おすすめの方法です。

おわりに

参考になったでしょうか。

わたし達の食生活に欠かせない「お箸」

素敵な人でも、お箸の持ち方が正しくないとイメージダウンしてしまうこともあります。

お箸の持ち方は一生ものの技術

子供に教えるのは大変ですが、しっかりと身につけさせてあげましょう。

育児
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