盗用が騒がれているので画像に透かしを入れる検討をしてみた | おれんじあんてな

盗用が騒がれているので画像に透かしを入れる検討をしてみた

IT系
me.png
おはようございます
「おれんじ」です。

キュレーションサイトによるブログ記事の盗用が問題になっています。

問題自体は昔からありましたが、ニュースに取り上げられたことで、ようやく世間の関心が高まりましたよね?

わたしのブログは盗用されていませんが、いい機会なので、盗用されたときの為に画像に「透かし」を入れる検討しました。

今回は、その際に使用したWordpressのPlugin「Easy WaterMark」の使用方法と、検討した透かしの入れ方を説明します。

Easy WaterMark

WordPressのPlugin「Easy WaterMark」は、画像をアップロードする際に自動的に透かしを入れたり、既にアップロードされた画像に対してワンクリックで透かしを入れることができるPluginです。

設定してしまえば、ほとんど手間なく画像に透かしを入れることができるようになるので加工の手間を軽減できます。

インストール

さっそくインストールしてみましょう。

WordPressのダッシュボードから[プラグイン]-[新規追加]画面に遷移して、プラグインの新規追加から「Easy WaterMark」を検索します。

plugin

検索結果に出てきましたか?

見つかったらインストールして有効化しましょう。

有効化がおわったらダッシュボードの[設定]-[Easy WaterMark]画面に移動してください。

設定画面は3つのタブになっています。

タブ

左から「一般設定」「画像設定」「テキスト設定」です。

一般設定

一般設定は以下のような設定ができます。

settings

アップロードした際に自動で透かしを入れる設定は、透かしを入れたくない画像があるならチェックを外しておいた方がいいです。

オリジナルの画像を残しておけば簡単に透かしなしに戻すことができますが、その分サーバーの容量を圧迫します。

好みにあわせて設定しましょう。

画像設定

ここでは透かしに使う画像の指定や表示方法が設定できます。

画像を指定すると以下のような画面に切り替わり、細かい設定ができるようになります。

画像設定

[Scaling Mode]の設定がわかりにくいですが、配置する際の縮尺のしかたです。

実際に画像を透かしとして入れたものがこちら

imagetest

右下にアンテナの画像をいれ入れてみました。

テキスト設定

こちらはテキストで透かしを入れるときの設定画面です。

text

文字列やフォントの設定ができます。

これといって難しい項目はないですね。

試しにテキストを入れてみたものがこちらです。

texttest

いい感じにブログのアドレスが入って、盗用されにくそうですね。

透かしを反映

設定を保存したら画像に透かしを反映しましょう。

反映のしかたは3つに分けられるので、それぞれ説明しますね。

画像をアップロードする

一般設定で「Auto Watermark」の設定をしていれば、画像をアップロードするだけで透かしが入ります。

わたしはフリー素材もよく使い、それには反映したくなかったので、この設定はしませんでした。

個別に反映

アップロードした画像の中から透かしを入れたいものを指定して反映する方法です。

メディアライブラリに移動して、表示を詳細表示にすると画像毎に「Add Watermark」が表示されているのでクリックするだけです。

upload

オリジナルを残す設定にしていた場合は、反映後にオリジナルに戻すための機能が表示されます。

まとめて反映

既にアップロード済の画像に対して反映する方法です。

一般設定で対象として設定した条件にあった画像すべてに反映されます。

メディアのメニューから、Easy WaterMarkをクリックして移動すると以下のような画面になります。

tool

ここで[Start]ボタンを押すと透かしが反映されます。

オリジナルを残す設定にしてあれば[Restore]でもとに戻すことも可能です。

目立たない透かしの検討

ここまでで「Easy WaterMark」の基本的な使い方がわかりました。

しかしあまり目立つ透かしというのもイヤだったので目立たない入れ方を検討をすることにしました。

透かしが目立たないと結局、盗用されてしまう可能性はありますが、後からでも「わたしの著作物だ」といえるようにしておこうかな......と

そこで考えたのが、透かしの透過率を上げる方法です。

透かしの透過率を3%にした画像がこちら

watermark

ほとんど見えないですよね?

「入れた意味があるのか?」

そう思いますよね?

大丈夫です。

視認できるようにする方法があります。

画像の差分を見る

このほとんど見えない透かしをあぶり出すためには、透かしが入っていないオリジナルの画像が必要になります。

使うソフトは「Photoshop」です。

まずPhotoshopで透かしの入った画像とオリジナルの画像を別のレイヤーとしてピッタリ重ねます。

そして上に配置した画像のレイヤーモードを[差の絶対値]に変更します。

するとほとんど差がない2枚なので差の絶対値はほぼ0となり、真っ黒になりました。

black

この状態で[画像を統合]するとほぼ真っ黒な一枚の画像の完成です。

この状態だとただの真っ黒な画像に見えますが、この画像に対して[色調補正]の[レベル補正]でヒストグラムの山ができている部分に△を移動してあげると......

炙り出し

色の差が強調されて透かしが現れました。

JPEGだとノイズがあるため他の部分も差が出てしまいますが、わかりますよね?

実用性があるかと聞かれれば......

検討しているのは楽しかったですよ ^_^;

おわりに

参考になったでしょうか?

本当はオリジナル画像やPhotoshopを使わずに視認できるようにしたかったのですが、なかなかうまくあぶり出せませんでした。

「Easy WaterMark」に関しては、もう少し色々と実験してから本運用しようと思います。

IT系
格安タブレットでビデオ通話環境を整えましょう!

新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、テレワークやオンライン授業が当たり前のものとなり、実家への電話などもビデオ通話が使われるようになりました。

ビデオ通話アプリも需要が増えてサポートするデバイスが増えていますが、スマホは画面が小さいし、パソコンを立ち上げるのは面倒くさいですよね。

そこでオススメなのがAmazonが販売する格安タブレット「Fireタブレットシリーズ」です。

本記事ではビデオ通話の他にも、Fireタブレットのスマホとは違った魅力を紹介していますので、ぜひ読んでくださいね。

シェアする