家族から「いびきがうるさい」と指摘をされたことがありませんか?
そんなこと言われても、自分は無意識なので困ってしまいますよね。
ですが、改善の努力を見せれば理解してくれるでしょう。
これが家族ではなかった場合、どうでしょう?
友人や恋人の家にお泊まりする、幼稚園・保育園の旅行行事に参加する...ちょっとまずい雰囲気ですよね。
今回は必要なときにすぐに効果が出るいびき対策を紹介します。
<2016/11/19 追記>
この記事で紹介している方法が有効なことが、耳鼻咽喉科で確認できました。
いびきの原因
いびきの原因には主に以下のようなものがあります。
- 肥満
- 飲酒
- 過労
- 鼻づまり
- 顎が小さい
- 舌が大きい
これらの原因によって睡眠時に気道が狭くなります。
筋肉のゆるみ・たるみにより舌の根の部分が気道を塞ぐ「舌根沈下(ぜっこんちんか)」という現象が起きるためです。
狭くなった気道を空気が通ると震えて音(いびき)がでるのです。
つまり気道が十分に確保されれば、いびきは出なくなります。
気道を確保する方法
気道を確保すればいびきは抑えられることが理解できました。
実際にどのように寝れば気道が確保できるのかを説明します。
低い枕で寝る
「気道確保」自動車免許を持っている方は習いましたよね?
意識のない人に対して人工呼吸する際に、気道を確保する場合どうするでしょうか?
顎を上げ、首をのけぞらせます。
それが「気道確保」
この状態で眠るためには低い枕で寝ることが有効です。
横向きで寝る
横向きで寝ることで舌の根が落ち込むことを防ぎ、気道を塞がなくなります。
単純ですが、効果は大きいです。
仰向けで寝る事に慣れていると、横向きと言われてもうまくできないかもしれません。
そういった場合は「抱き枕」や「横向き寝用のいびき防止枕」を使うと姿勢が楽になります。
「横向き寝」に関しては、『睡眠をとっても疲れが取れないなら「横向き寝」を試してみて』の記事を参考にしてください。
でもやっぱり心配
<2017/1/19 追記>
以下で紹介しているナステントですが、現在、販売を一時停止ようです。
理屈はわかってもお泊まりや旅行には不安が残りますよね。
だって寝返りを打つから...
そういうときには「ナステント」という器具を使う方法があります。
鼻にチューブをいれて気道を確保するという、はじめて見るとびっくりしてしまうような器具です。
装着した外見は少しフックが見えるので、あらかじめ自宅でチェックした方がよいでしょう。
<2016/11/19 追記>
インフルエンザの予防接種を受けるために、耳鼻咽喉科に行ったところ「ナステント」を処方していることがわかりました。
実際に病院で処方されているのが確認できると、より安心感が増しますね。
おわりに
即効性のあるいびき対策を紹介しました。
いびきを数日だけでも何とかしたいという方の参考になれば幸いです。
根本的にいびきを治すには、じっくり時間をかけて対応することが重要です。