「おれんじ」です。
買い物をする際にクチコミやレビューをチェックしても、イマイチ自分の求めている製品なのか判断できないことがありませんか?
「思い切って買ってみたけど、使いこなせない」というような経験はありませんか?
情報源がクチコミやレビューだけでは、製品のポイントだけが語られて、全体像が見えないことが多いですよね。
そんな買い物での失敗を減らすために、購入前の習慣としておすすめなのが取扱説明書に目を通すということです。
取扱説明書というと製品を買ってから読むものという認識があるかもしれませんが、最近はインターネット上の公式サイトから取扱説明書がダウンロードできるので購入していない製品の取扱説明書でも手にはいるんですよ。
よく見かけるのが家電やゲームなどですが、他にもベビーカー・チャイルドシートなどの取扱説明書もダウンロードできます。
製品購入の前にダウンロードして、内容を確認してみましょう。
クチコミや製品仕様の一覧だけでは気づかなかったことも見えてきます。
自分に合った製品に出会うために、予め取扱説明書から読み取っておくべき内容を紹介します。
説明書を先に読むメリット
取扱説明書というと「説明書は基本的に読まない」とか「困ったら説明書を読む」なんて言う人っていますよね?
でも実際に説明書を読まずに、詳細な内容まで想定することができるでしょうか?
かなり難しいと思います。
製品や機能の仕様がはっきり分からない状態で100%の性能は引き出せないのではないでしょうか。
反対に説明書に書いてある内容が理解できれば、その製品を使いこなせる可能性が高いと言えますよね。
説明書から読み取る内容
何か製品を購入する前に取扱説明書を読むことで、どのように自分に合った製品かを判断するのかを説明します。
サイズ・形状・設置場所
まずは外観の認識があっているかを確認できます。
製品の外寸が記載されているので、設置予定のスペースに収まるか等の検討ができますよね。
加えて取扱説明書には、ネット上で公開されている製品画像では省略されがちな電源ケーブルの出ている位置も確認できるのでコンセントの位置との兼ね合いも検討材料にできるんです。
また「こんな場所では使えない」という情報も書いてあります。
「高温になる場所」や「上部に30cm以上のスペースがない場所」とかですね。
初期設定方法
購入しようとしている製品にもよりますが、はじめに初期設定が必要になる場合があります。
初期設定のやり方自体は、仮にあなたが理解できなかったとしても、詳しい知り合いなどに頼んでも良いかも知れません。
そういった場合でも、取扱説明書が先にあれば「これを頼みたいけど、できる?」と確認ができて安心ですよね。
操作方法
初期設定と似ていますが、こちらの方がより重要です。
一度だけ誰かにやってもらえば完了ではなく、あなたが使えないといけないからです。
あなた自身が使いたい機能の操作方法が理解できる必要がありますよね。
ネット上のクチコミやレビューでは、製品に詳しい人もコメントをしているため、細かい部分は知っているものとして省かれていることが多くあります。
その点、取扱説明書はすべての機能が説明されているので、内容が理解できるかどうかで、あなたが使いこなせるか判断することができるんです。
そのときに理解できなくても、調べて理解してから購入できるなら安心ですよね。
搭載機能の詳細
家電など電化製品の場合は、製品の性能を大袈裟に宣伝しているものもありますよね。
例えば「31銘柄のお米の炊き分けが可能」と言いながら、設定可能なのは6種類で、どの銘柄がどの設定に対応するのか説明書に一覧が書かれていたりするだけとかね。
先に説明書を読んでいれば、期待もしないので裏切られませんよ。
おわりに
参考になったでしょうか。
わたし自身も先日まで「取扱説明書は製品購入後に読むもの」という先入観がありました。
しかし、取扱説明書を購入前に読むことができると気づいてからは、安心・納得して製品購入をできるようになりました。
いまいちイメージが沸かないネットでの買い物に、この方法はおすすめですよ。