【画像で説明】OGK製の後ろ乗せチャイルドシートの取り付け方【ギュットミニ・DX】 | おれんじあんてな

【画像で説明】OGK製の後ろ乗せチャイルドシートの取り付け方【ギュットミニ・DX】

育児
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こんにちは「おれんじ」です。

我が家の電動アシスト自転車は、Panasonicの「ギュット・ミニ・DX」です。

小さいのにパワフルで、保育園への子供の送り迎えに大活躍しています。

購入時に不安だった駐輪場の駐輪レールにも問題なく乗せられましたし、車高が低くて子供の乗せ降ろしが楽々

重心も低いので安定していて、4年も使用していますが、特に大きな不満もなく満足しています。

ところがギュット・ミニ・DXの特徴である20型という車高の低さによって、リア(うしろ乗せ)チャイルドシート選びで頭を抱えることになりました。

20型は特殊なので、サードパーティ製の対応車種に適合していなかったからです。

対応車種には当てはまらなかったのですが、思い切って購入して自分で自転車に装着しましたので、取付の流れと装着後の状態を写真を使って説明します。

結論からいうと購入時は不安でしたが結果としては大満足だったので、ギュット・ミニ・DXも今回購入したOGKのリアチャイルドシートもおすすめです。

【追記】
リアチャイルドシートを取り付けたので、フロントチャイルドシートを外して前カゴを取り付けた手順も「ギュットミニDXのフロントチャイルドシートを外してカゴへの交換方法」で記事にしました。

【写真で説明】フロントチャイルドシートを前カゴに交換する方法【電動アシスト自転車】
子供も大きくなり、自転車チャイルドシートを後乗せ(リアチャイルドシート)に変えました。前乗せのチャイ...

リアチャイルドシート選び

話はさかのぼりますが、リアチャイルドシートの選択したときのことです。

子供も大きくなってきて、フロントチャイルドシートではバランスを崩して危ないので「リアチャイルドシート」の購入を検討しました。

自転車のうしろの荷台に乗せるチャイルドシートです。

Panasonic純正のチャイルドシートはお値段が張るので、「OGK技研株式会社」のチャイルドシートが互換があってよいと聞いたので、こちらで探しました。

サードパーティ製だと、どの製品がどの自転車にあっているかの判断が難しいです。

そこで、まずギュット・ミニ・DXの純正チャイルドシートの型番を調べました。

純製品はNCD363ASという製品です。

そして「純正のNCD363ASとほぼ同じモデルです。」という説明書きを頼りに見つけたのが、OGK製のRBC-015DXという製品です。

この製品、純正のNCD363ASと比較されているので、ギュット・ミニ・DX専用と勘違いするかもしれませんが、特にそういったこともなくタイヤのサイズや荷台の形状があっていれば問題なく取り付けできます。

純正と比べるとかなりお安く購入できます。

購入する前に、念のため商品の詳細説明を読んでみると気になる部分がありました。

「対応車種:22~27インチで後ろキャリア付き婦人車や電動アシスト自転車」

ギュット・ミニ・DXは20インチですから、条件に合っていないんです。

こうなってくると「純正のNCD363ASとほぼ同じモデルです。」という説明の「ほぼ」という部分が不安になってきますよね。

クチコミレビューを見てみると「ギュット・ミニにつけました」というような書き込みもありましたが、「しっかりと」ついているのか?などという疑いまで湧いてきます。

子供を乗せるわけだから心配ですよね。

とはいえ純正は値段が高いので、このOGK製を勢いで購入しました。

自分でチェックしながら取り付けて、不安があれば諦めて純正を購入する想定です。

結論からいうと問題なし、ギュット・ミニ・DXにぴったり取り付けできましたよ。

それでは、実際の組み立てや取り付けの方法、取り付け後の各パーツとの位置関係を写真を使いながら説明していきますね。

本体の組み立て

購入して届いた製品は、すぐに自転車に取りつけられる状態ではなく、本体自体を組み立てる必要があります。

大した作業ではないですけど、わたしが組み立てたときはネジの頭が舐めやすい(つぶれやすい)印象を受けました。

ネジ頭を舐めないようにするためには、ネジを回すときに押し込む力と回す力をバランスよく加える必要があります。

押し込み7割、回し3割くらいの割合です。

しかし、このリアシートは自転車に固定するまで自立しないので、変な力の入り方になってしまい舐めてしまいました。

ネジを2本つぶしてしまい、結局、電動ドライバーを使用することにしました。

電動ドライバーセット

これなら回すのは電動なので、押し込むことだけを考えていれば良いですからね。

今回のような組み立てやDIYをするつもりがあるなら、こちらの電動ドライバーを一つ持っておくことをオススメします。

安いですし、作業の負担が激減しますからね。

でも締めすぎて本体を割らないように、パワー調整だけは間違えないようにしましょう。

ヘッドレストの組み立て

本体の組み立て開始です。

まず、本体にヘッドレスト差し込みます。

ヘッドレスト差し込み-

説明書では、スッと刺さりそうな図が書いてありますが、ヘッドレストを少し開きながら差し込む必要があります。

板ナットとネジで3箇所を固定すればヘッドレストの取り付けは完了です。

ステップの取り付け

左右のステップは2段階の高さ調整ができます。

ステップ取り付け

固定用の爪がついているので、好みの高さの穴にはまるように前から後ろにスライドさせて取り付けします。

そしてここでも板ナットとネジで1箇所の固定をして完了!

その他のパーツ

安全ベルトをつけます。

安全ベルトは自転車のサドルに括り付けておくためのベルトですね。

万が一、固定ネジが緩んでシートが落ちてしまっても、自転車から離れないようにするための物です。

本当にそんなことになったら、引きずり回してしまうことになりそうな気がしますが......

......まぁ、そんなすごいパワーで走らないか。

という訳で、安全ベルトを通しました。

安全ベルト

次は背クッション

背クッションは本体にねじ込みます。

クッションねじ込み

クッションはゴムなのでグニャグニャ曲げながらねじ込みましょう。

取付後、後ろから見ると穴と留め部が十字になります。

クッションの留め部が十字

自転車に取り付け

クッションシートをめくり、取り付けステーとネジで固定します。

べダルを漕いだとき足がステップに当たらない程度で、なるべく前方に固定しましょう。

クッションシートを戻して、安全ベルトをサドルに巻きつけて固定したら完了です。

一番面倒だったのは、荷台にとりつけるときの前ステーの位置合わせでした。

ステーの位置合わせ

作業する空間が狭くてね......

電動ドライバー使えないの。

取り付け後の各部の状態

取りつけ自体が簡単なことは伝わったでしょうか。

ここからは、チャイルドシートを取り付けた後の自転車の状態を見ていきましょう。

わたしがクチコミを見て不安が残っていた部分や、実際に付けてみてわかった部分です。

20型に取り付けられるのか

問題なく取り付けることができます。

商品説明では「対応車種:22~27インチ」と書かれていますが、「20型のギュット・ミニ・DX」に取りつけることができました。

取り付けしてからしばらく経ちますが、不安定なこともありません。

むしろ車高が低い分、安定しています。

はしご型キャリアには付かない

商品説明を見ると「はしご型キャリアには付かない」と書かれています。

荷台の形状

荷台の骨組みの形状によっては付かないということですが、見ての通りギュット・ミニ・DXは、はしご型キャリアではないので荷台の形状は問題ありません。

ガッチリと取り付けることができます。

カギを開けるときに邪魔になる?

クチコミを見ていて不安だったのが「左右のステップがリング錠に干渉する」という内容でした。

実際に取り付けてみると、そんなことは全くありません。

リング錠とステップの位置

写真で見ると、ステップよりも余裕をもって後方にリング錠があることが判りますよね。

スタンドのロックは使いづらくなる

荷台への取り付け位置の関係で、ステップの位置が自転車スタンドよりも前方になっています。

スタンドロックとステップの位置

この位置関係だと子供を乗せて、ハンドルを支えた状態でスタンドロックを足で外そうとすると、ステップが少し邪魔になります。

また、気をつけたいのがスタンドロックを掛けるときです。

基本的にギュット・ミニ・DXのスタンドは、立てれば自然とロックが掛かる仕組みになっていますが、わたしの自転車はそうだったのですが、しばらく使っていたらスタンドを立ててもロックが掛からなくなりました。

どういう状態かというと「カチンッ」と最後まで行かず、ロックが掛かり切る前に止まってしまう状態です。

こうなってしまうと、ロックを掛けきるために最後に一蹴りが必要になるので、ステップが邪魔になります。

スタンドロック側を直せという話ですけどね。

気づかないと突然スタンドが外れて、自転車ごと子供が倒れてしまうなんていうことになりかねないので、一度チェックしてください。

もし同じ状態になっているのであれば、直し方は簡単ですので直してしまいましょう。

要するに摩擦によって最後まで行かずに止まってしまう訳ですから、油をさせば良い訳ですね。

こんなときは「CRC5-56」!!

......と言いたいところですが、CRC5-56は長い期間に渡って滑りを良くしたい部分には向いていません。

長い期間に渡って滑りを良くしたい場合には、同じ呉工業の「グリースメイト」です。

シリコンではない方ですね。

こいつをブレーキやタイヤに掛からないように気をつけながら、スタンドロックにシュッと吹き付ければ修理は完了!

スタンドを立てただけでロックが掛かる状態に戻ります。

これでリアシートが邪魔でも、ロックが自然に掛かりますね。

この部分はリアシートをつけると見えずらくなるので、意識して定期的にメンテナンスした方が良いでしょう。

おわりに

電動アシスト自転車「ギュット・ミニ・DX」にリアチャイルドシート「OGK製 RBC-015DX」が問題なく取り付けられることが伝わったでしょうか。

わたしが購入した時には、クチコミの文章だけの情報を頼りに選び、判らない部分は祈るしかできませんでした。

あなたの不安が取り除けたならば、勢いで買った甲斐があったというものです。

結論として20型の自転車でもリアチャイルドシートとして「OGK製のチャイルドシート」はおすすめですよ。

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