朝、子供が寝起きに何かに憑りつかれたように泣き叫ぶことってありませんか?
ありますよね?
というか毎日ですよね?
我が家の3歳になる子供は、寝起きはいつも泣き叫んでいます。
いったい子供に何か起きているのでしょうか?
対処方法は?
子供が寝起きに泣き叫ぶいくつかの原因と、我が家で効果がある対処方法をお教えします。
朝はドタバタ
わが家では子供を保育園に通わせているので、平日の朝は時間との勝負です。
効率的に動くために、パパとママの身支度が終わってから子供を起こしています。
しかし子供を起こしにいく前に自分から目を覚ますと......
暴走開始です。
「ママーッ!!ママーッ!!」
と叫びながらママに一直線に走り寄り、離れなくなります。
目が覚めたら隣にママがいなかった不安から泣き叫んでいるとも考えられます。
でもママがいくら抱きしめてもおさまらないんです。
混乱している?
時間に追われた朝に子供が泣き叫ぶと親もパニックになってしまいがちですよね。
わたしもそうだったのですが、落ち着いて観察してみると昼間に泣いているのとは様子が違うことに気がつきました。
目覚めのスイッチが入りきっていないというか、変なスイッチの入り方をしているというか......子供自身も訳がわからず泣いているようです。
お手上げですね
結局どうしていいかわからず、小児科の先生に相談しました。
先生曰く「小さな子供は、睡眠のリズムが安定せず、深い眠りのときに目が覚めて混乱することがある」とのことで、大きくなると大抵おさまるということでした。
わが家の対処方法
「大きくなれば治まる」
それならひと安心......ってならないです!!
大きくなるまで毎日続くのでは、参ってしまいますよ......
知りたいのは泣き叫ばない方法か、すぐにおさめる方法です。
あなたもそうですよね?
そこで我が家の3歳児に効果があった、落ち着かせる方法をいくつか紹介します。
一般論ではない経験談ですし、子供の個人差もあるので絶対ではありませんが、困っているなら一度試してみてください。
うちの子供は3歳児、普段はある程度会話も成立する年齢です。
好きな食べ物を与える
効果:☆
食べ物でつって機嫌をとるという、真っ先に思いつく方法です。
効果がない訳ではないのですが、反応はイマイチでした。
気にはなるようですが、手を出すまでに時間が掛かります。
やっぱり目覚めてすぐは食欲もまだないのかもしれませんね......
泣いている理由を聞く
効果:☆
抱っこした状態で頬をあわせて耳元で優しく語りかけます。
「どうして泣いているの?」
「大丈夫だから、なんで泣いているのか教えて?」
というように繰り返し聞くと、少しずつ興奮が治まります。
興奮が治まった子供が「......あのね」と応えはじめたら、ゆっくりと聞いてあげると落ち着きました。
しかしこの方法は、時間が掛かります。
忙しい朝には向いていませんね。
何かに触らせる
効果:☆☆
泣き叫ぶ子供を抱っこした状態で、保育園の準備をしていたときのことです。
壁に掛かった登園バッグが取りにくかったので、なんとなく子供に「バッグ取って」と言ったところすぐに泣きやみバッグを取ってくれたんです。
何日か試してみると、やっぱりバッグに手を伸ばす前にすぐ泣き止んでくれました。
ただその日の気分によるのか、バッグを取らずに泣き続ける日もあります。
即効性があって良いのですが、ムラがあるんですよね......
ツッコませる
効果:☆☆☆
バカバカしいと思うかも知れませんが、うちの子供にはかなりの効果があります。
方法は簡単で、まず抱っこして泣いている耳元で子供がお気に入りの歌を歌います。
子供の注意が向いた頃合いを見て、間違った歌詞を歌うだけです。
すると我慢できないのか
「違うでしょー○○でしょー」
とツッコミを入れてきて、その後はスイッチが入るのかニコニコ状態になるんですよ!!
即効性もあって、かなりおすすめです。
うちの子供だけですかね...... ^_^;
予想外の事が起こる
効果:☆☆☆☆
ツッコミと似ていますが、効果はこちらの方が高いです。
棚からおもちゃが突然落ちたり、パパ・ママがつまずいたりと予想していない事が起こると楽しくなるようでニコニコスイッチが入ります。
箸が転がっても面白い年頃なんですかね?
ただ予想していない事は、そうそう起こらないですが、演技でつまずいてみせるだけでもそれなりに効果があるんですよ。
まとめ
寝起きに泣き叫んでいるとき、子供は自分でも訳がわからず、泣きやみどきがわからなくなっているように感じます。
きっかけがあると、泣いていたのが嘘だったように笑顔に変わるんですから
うちの子供の場合は、受け身な行動よりも自発的に近いことをしたときの方がスイッチが入りやすいという印象でした。
しかしこれも個人差があるので、子供によっては正解ではないかもしれません。
色々と試してみることになると思いますが、子供にあった切り替えの方法を見つけてあげてくださいね。