買い物する時に目にする「半額」「広告の品」といった文字
ついお得な気がして、買ってしまったという経験があなたにもありませんか?
それって本当にお得だったのでしょうか?
安くなる理由
品物が安くなるのには当然、理由があります。
「安い理由」ではなく「安くなる理由」です。
例えば、スーパーで売っている刺身やお惣菜は、閉店時間に近づくにつれて割引されていきます。
鮮度や状態が時間と共に変化してしまうからです。
安くなる理由がはっきりしているので、あなたも納得して購入するか検討するでしょう。
バーゲンも季節の変わり目ということで、理解できますよね。
普段の価格は?
割引の表示がされているその商品、普段はいくらで売られているか知っていますか?
日用品なら把握しているかもしれませんね。
では例えば「スーツ」はどうでしょうか?
普段から買うのではなく、必要に迫られて買う事が多いと思います。
スーツは電化製品のように、それぞれのお店で同じものを扱っているわけではないので、判断しづらいです。
その割引の文字は本当でしょうか?
常に割引表示されてないでしょうか?
少し考えた方が良いかもしれません。
広告の品
あなたがよく行くお店の商品棚に「広告の品」という表示はありませんか?
そういう表示があると「お得なのかな?」と思って手に取ってしまいますよね?
「広告の品」は本当になお得なのでしょうか?
その答えは上の画像を見ればわかります。
広告の品の下にある普段の値札と価格が同じですよね。
「広告の品」はあくまでも「広告に載せた品」であって「値下げした品」ではないことがわかります。
もちろん安くなっている物もありますけどね。
必要なものはついていますか?
少し話はズレてしまうかもしれませんが、複数のお店を比較して「このお店は安い」と買うお店を決めることがあると思います。
そのお店で買った場合、必要なものはついていますか?
安い代わりに保証がついていなかったりしませんか?
保証はいらないと判断して買うのなら問題ありませんが、見落としていたら問題です。
いざというとき保証が受けられず、余計に高くつくこともあります。
公式のストアは少し高いですが、そういった不安がないので、買うものによっては公式を選んだ方が良いです。
おわりに
参考になったでしょうか?
お店としては嘘は言っていないのでしょうが、紛らわしい表現が溢れています。
そういった表示に惑わされないように気をつけましょうね。