突発的な休暇を取る時は、始業までにメールで連絡をするといったルールの職場に勤めている方も多いと思います。
そこで困るのが朝寝坊。
本記事では、「寝坊して既に始業の時間が過ぎてしまっている」「明日、起きられる自信がない」という二つのパターンで「やってはいけない」メールの使い方を説明します。
始業の時間が過ぎてしまった
目が覚めたらすでに始業の時間が過ぎてしまっていた!!
焦りますよね。
わかります。
こんなときに何とかごまかそうとして頭に浮かぶのが「メールの遅延」という発想ではないでしょうか。
メールを送ったのに直ぐに届かなかった経験があったりすると「メールの遅延を偽装できないか」なんて考えたりしませんか?
実際に送信元の時計を戻せば、送信時間は偽装できます。
パソコンの時計を始業10分前に戻して、メールを送信すればメールが遅延したかのように見えます。
やってはいけない理由
メールのヘッダーにはメールが送信されて受信されるまでにどのようなプロバイダやサーバを「何時に」経由したかが「経由したサーバに設定された時間で」記載されています。
それを知っていれば、連絡が遅れた特別なメールなので詳しく調べるかもしれません。
知っている人が見れば、送信されたメールが最初のサーバに着くまでに都合よく遅延している事がわかってしまいます。
寝坊した上に誤魔化そうとした事までバレたらまずいですよね。
起きられる自信がない
気付いたら夜更かししてしまっていたときなど「今から寝て、朝起きられるだろうか?」なんて思う事もあると思います。
そんなときに保険を掛けておこうと頭に浮かぶのが「メールの予約送信」です。
指定した時間までに予約を解除しなければ「体調不良のため、休みます」のようなメールが自動送信されるように設定しておく方法です。
起きられた場合は予約を解除して出勤して、起きられなければ休暇取得メールが決めた時間に送信されるので安心です。
やってはいけない理由
やってはいけないのは、曜日でスケジュールを組んだりして毎日この方法を使う事です。
予約を解除するまでメールが送信されるので、予約スケジュールを毎日に設定してしまうと、事故や事件にあって予約を解除できないときや、部屋で動けなくなり助けが必要な時にも予約したメールが送信されるため助けが遅れてしまう恐れがあるからです。
おわりに
寝坊を誤魔化すのは良くないという事がわかって頂けましたでしょうか。
生活のリズムを整えて、寝坊をしない事が一番です。
寝坊をしてしまった場合も素直に謝るのが一番だと思いますよ。
<2016/7/3 追記>
寝坊しないための方法を以下の記事に書きました。