男性・女性を問わず、年齢を重ねると発生する嫌なニオイ「加齢臭」
あなたは、自分の加齢臭に気づいてますか?
わたしは最近、自分の身体から加齢臭がしていることに気づいてしまいました。
これまで親しい友人が何度か、親しい友人が言ってきていました。
その時のわたしの反応はいつも決まっています。
まともに受け止めていませんでした。
「メタボ」と「老眼」そして「加齢臭」は、久しぶりに会った中年があいさつ代わりに交わすネタだと思っていましたからね。
気にしていませんでした。
しかし......ある夏の暑い日に気づくことになりました。
あれ?これ、わたしからしてない?
ニオイから逃げられない!!
......気持ち悪い
私の身体から、気分が悪くなるニオイがしている
ショックでした。
ショックでしたが、気づけたというのは逆に危機感を持って対策することができるということ......
運が良かったと考えることにして本気で対策したおかげで、徐々にですが改善されてきました。
そこで気になる加齢臭の対策を紹介します。
対策をしないでニオイを感じなくなっても、それは自分がニオイに慣れただけですからね。
加齢臭って何?
最適な対策をするためには、まず敵を知ることが大切です。
「そもそも加齢臭って何よっ」ってことですね。
加齢臭とは、加齢にともなって発生する皮脂汚れ「ノネナール」がニオイの原因物質となっています。
因みに「ノネナール」の発見および「加齢臭」という名前の命名は資生堂がしたそうです。
「ノネナール」は皮脂に含まれている成分「ヘキサセデン酸」を皮膚に潜む常在菌が分解することおよび、皮脂中の「パルミトレイン酸」という脂肪酸が酸化されることで発生して、「ノネナール」の発生は年を重ねるごとに加速します。
加齢臭って身体のどこからするの?
わたしは自分で自分の加齢臭を感じて、気づいたわけですが、どこからニオイがするのか突き止められませんでした。
自分の身体の匂いを嗅いでみても、特に加齢臭らしいニオイがする部分が見つからなかったんです。
そこで詳しく調べてみて判明しました。
加齢臭は「頭部・耳の周り、首、背中、脇」から発生します。
よく「枕のニオイが臭い」と言われるのは、そういうことだったんですね。
確かに自分では気づきにくい部分です。
加齢臭対策を考える
加齢臭の原因が「ノネナール」という物質だということ、ニオイが発生しやすい場所が判りました。
ニオイの発生の原因は、次のようなものでしたね。
- 皮脂を常在菌が分解すること
- 脂肪酸が酸化すること
となると、次のような対策が考えられます。
- 皮脂を分解させない
- 脂肪酸の酸化を抑える
この方針を基に対策していきました。
皮脂を分解させない
皮脂を分化しさせないとなると、皮膚に余計な皮脂を残さないことが大切です。
それにはシャワーや入浴によって、余分な皮脂や汗を洗い流すことが加齢臭の対策となります。
とはいえ、お風呂で身体を洗うことは毎日行っていますので、使用する石鹸を換えました。
余分な皮脂を洗い流すだけではなく、ニオイを抑える効果がある「柿渋石鹸」です。
「柿渋石鹸」には、柿渋に含まれる「柿タンニン」が含まれており、これが加齢臭のニオイ成分と結合することでニオイを抑える働きがあります。
「柿渋石鹸」のお値段はピンキリですが、「柿タンニン」の成分量が多く含まれているものを選びました。
脂肪酸の酸化を抑える
脂肪酸の酸化を抑えるために役立つのが「コエンザイムQ10」です。
コエンザイムQ10は、アンチエイリアシングなど酸化反応に対抗する成分として有名ですよね。
実は加齢臭の発生源は皮膚の表面だけではなく体内にも原因があるんです。
加齢臭の命名をした資生堂が、コエンザイムQ10に体内から放出される加齢臭の原因物質を抑える働きがあることを発見・発表しました。
コエンザイムQ10はサプリメントで簡単に摂取できますね。
コエンザイムQ10には酸化型と還元型の2種類が存在しますが、どちらにも加齢臭抑制に効果があるということです。
わたしも加齢臭の対策として、コエンザイムQ10はサプリメントを取り入れました。
おわりに
参考になったでしょうか。
わたしは、ここに書いた対策で、自分の加齢臭が気にならなくなりました。
対策が効いたのか、友人もニオイはしなくなったと言ってくれています。
ニオイに慣れた訳ではないと思いたいです......
それでも歳は取るので油断はできませんね。