10年間使い続けた炊飯器が、ついに壊れました。
わたしは家電は少し値段が高くても、良いもの買ってを長く使う主義なのですが、壊れてしまってからではそうも言っていられない状況です。
お米は毎日食べたいですから......
と言う訳で、多少失敗しても痛みが少ない手頃な炊飯器を検討しました。
そこで見つけたのが、アイリスオーヤマの炊飯器「RC-MA50」です。
実際に購入・使用して6ヶ月経ったので、使用感をお話します。
RC-MA50の特徴
まずこの炊飯器の特徴です。
購入前に、商品情報やクチコミで得られた情報を挙げていきます。
わたしは、これらの情報を読んで購入することに決めましたよ、ってことです。
価格が安い
まず、誰もが言っているのが「安い」ということです。
5.5合炊きで7,000円程度とかなり安いです。
わたしの場合も、安さから探してRC-MA50にたどり着いたわけですしね。
炊き分け設定
お米の銘柄ごとに最適な設定で炊き分けできます。
その数なんと31銘柄っ!!
でも実は買ってから分かりましたが、これにはちょっとしたカラクリがありました。
カラクリの内容は、買ってから気づいたことの項目でお話します。
保温が自動で切れる
保温が24時間で切れます。
クチコミでは......
「勝手に保温が切れてる」
とか
「カピカピにならなくて良い」
とか、賛否両論の機能ですね。
わたしの場合は、残ったご飯はタッパーに入れて冷蔵してしまうので、問題ないと感じました。
電源コードがマグネット
電源コードがマグネット式なのが、良くないという意見がちらほら......
気づいたら外れてしまっていたとかでしょうか?
特に動かすこともないので、わたしとしてはどうでもいいかな......
収まりが良い
四角くて空間にピタッと収まります。
正直、曲線が多いデザインでも必要な空間は変わらないか、むしろ少ない気もしますが、ピタッと収まる感は四角の方が上です。
クチコミでも良い印象として挙げられていました。
内釜が回る
数は少ないですが、気になる人もいるようです。
炊けたご飯をほぐすときに、内釜が回るということです。
うちの壊れた炊飯器も回りましたが、内釜が回るとしゃもじで縦に切っているだけで全体をほぐせて楽なんですけどね......
買ってわかった、使いにくいところ
そんなクチコミを読んで問題ないと考え、購入しました。
......ですが、買ってからわかった使いにくい部分も、いくつかありましたね。
蓋が開きにくい
蓋を開けるボタンが「前面から後方へ押し込む形」になっています。
そのため設置場所の後ろに壁がないと、蓋を開けるたびに炊飯器が後ろに下がります。
ズレないようにおさえてあげれば良いのですが、片手でできるのが理想ですよね。
内釜が重い
「内釜が回る」というクチコミがあったので想像すらしていませんでしたが、この内釜が割と重いんです。
しっかりと持たないと落としてしまうくらい......片手では30秒程度で置きたくなるくらい重いです。
蒸気が出る
これは事前にしっかりと意識すれば、わかっていた部分かもしれません。
「最近の炊飯器は蒸気が出ない」
そう聞いていたので、そういうものだと思っていましたが、しっかり出ますね......蒸気
でもあとから調べたところ、蒸気が出る方が仕組み上、手入れがしやすいそうなので結果オーライということにしました。
内釜を外しても保温が切れない
内釜を外しても保温が切れません。
これが一般的なのか判りませんが、前に使っていた炊飯器は保温が切れたので驚きました。
1ヶ月使っていても、いまだに内釜を洗うときに消し忘れます。
買ってわかった、その他のポイント
使い勝手以外で購入前の情報では、判断できなかったことも書いておきます。
調べ足りなかっただけかも知れませんが、買ってからわかりました。
炊き分け設定
先に上げた「お米31銘柄の炊き分け設定」のカラクリです。
実はこれ、炊飯器に31種類の設定項目があるのではありません。
例えば「はえぬき」は「つや姫」の設定で炊くというように、取扱説明書に対応表があります。
つまり代表的な銘柄の設定が本体にいくつかあり、それ以外の銘柄は似た銘柄の設定で炊くことになります。
買うお米の銘柄を設定にないものに変えたときは、説明書の対応表を確認する必要がありますね。
蒸し器が付いてる
箱を開けたら蒸し器が入っていました。
炊飯器で蒸し料理ができるなんて便利ですね。
もちろん、蒸し器として使っている間はお米は炊けませんけど......
肉まんとかに使う感じですかね。
しゃもじと計量カップも付いていました。
安い
購入して改めて思いましたがやっぱり安いですね。
実際に使ってみて不満もあるけど、この価格なら十分だと思います。
前の炊飯器よりも、お米が美味しく炊けましたしね。
......まぁ前のが10年前の物だからと言えばそうですが。
まとめ
気になる点はいくつかありましたが、ご飯がそれなりに美味しく炊けるので、わたしは満足しました。
もちろんもっと美味しく炊きたいのであれば、高価なIH炊飯器を買った方が良いとは思いますが、価格が安いのはメリットです。
お米の味を追求する程のこだわりがなく、「普通でいいから安くて手軽な炊飯器が欲しい」という人にはおすすめですよ。