朝、目覚めが悪くて起きたくない
起きてもダルくて活動したくない
こんなことを日々思っている人のために、今回は朝スッキリと目覚める方法をご紹介します。
というのは、つい先日、以下のような記事を投稿をして「寝坊をしない事が一番」と、まとめたことに対して「それができれば苦労しない」「その方法を教えてください」とのお言葉を頂いたからです。
目覚めが悪いと不登校・引きこもりの原因にも
朝の目覚めが悪いことが、不登校・引きこもりになってしまう原因のひとつとも言われています。
目覚めが悪く起きられない事で、夜眠る時間が遅くなり昼夜逆転生活に入ってしまう事が悪いそうです。
以下のサイトには、睡眠リズムを指導することで全体的に不登校が減る成果が出たというデータがありました。
<参考>ハートネットTV:シリーズ リハビリ・ケア新時代 脳からの挑戦 第3回「子どもの脳からのSOS」 - 2014年10月2日の番組まるごとテキスト - NHK福祉ポータル ハートネット
※現在ページがなくなっているのでリンクを解除しました
既にリズムが崩れてしまっている場合には、直ぐに対処する必要がありそうですね。
学生時代というのは短くもありながら、その後の人生にも大きく影響する期間です。
親御さんは大変ではありますが、試行錯誤して早めに最適な睡眠をさせてあげた方が良いです。
スッキリ目覚めた経験を思い出してみよう
睡眠が大事だとわかったところで、戻りましょう。
目覚まし時計のやかましい音で起きた朝は、正直スッキリしませんよね。
今までスッキリした目覚めをした経験を思い出してみてください。
例えば、こんな事はありませんでしたか?
- 「明日は○時に起きる」と強く思いながら眠ったら、時間どおりにスッキリ
- 目覚まし時計が鳴る前に目が覚めてしまったが、思いのほかスッキリ
- カーテンを開けっぱなしで眠ってしまったが、次の日スッキリ
これらについて、なぜスッキリ目覚める事ができたのか、毎日の生活に適用する事ができるのかを考えていきましょう。
「明日は○時に起きる」と強く思いながら眠る
「自己覚醒法」と呼ばれている方法です。
自分で起きたいと思う時間に目を醒ます能力で、思いが強いほど効果的と言われています。
「明日は○時に起きる」より「明日は○時に起きなければならない」の方が効果が高いです。
しかし、これには問題点もあり「起きなければならない」という思いがストレスになって、睡眠の質が悪くなる事もあるのです。
また、本人の意思が重要なので、不登校の対策には使いにくいと言えます。
目覚まし時計が鳴る前に自然に目が覚めたとき
上記の「自己覚醒法」との合わせ技の可能性もありますが、「レム睡眠」のときに起きたという事だとも考えられます。
睡眠の浅い「レム睡眠」は、90分単位で訪れるので、それに合わせて睡眠時間を調整するとスッキリと目覚める事ができると言われています。
6時間(4×90分)、7時間半(5×90分)、9時間(6×90分)くらいが長さ的にも丁度よい睡眠時間になるでしょう。
しかし、これも起きたい時間から逆算して90分刻みに眠りに落ちる必要があるという難点もあります。
これに対応した目覚ましやアプリもありますが、90分刻みなので本当に起きたい時間とズレが生じます。
カーテンを開けっぱなしで眠ってしまった翌日
暑い夏の日に、カーテンと窓を開けて風を通していたらそのまま眠ってしまった。
そんな日の翌日、スッキリと起きられたという経験はありませんか?
夏の日の出は早く、起きた時間は普段より大分早いのに二度寝する気にもならない。
仕方なしに活動すると、いつもより一日が長く充実した日になったという経験もあるのではないでしょうか。
これは太陽の光を浴び、体内時計がリセットされて生活リズムが整えられた影響です。
体内時計は地球の自転の24時間にピッタリあっている訳ではありません。
そのため、放っておけばどんどんズレていって昼夜逆転生活となる可能性もあります。
ズレは太陽の光を浴びることでリセットされて、生活リズムが再設定されるのでスッキリとした一日が始まるのです。
リセットするという事は、当然、就寝時間のズレも修正されますので寝不足ということも起きにくいです。
体内時計のリセットには2,500ルクス以上の照度が必要だそうです。
※ 晴天の朝日は約10,000ルクス
問題はカーテンを開けっぱなしにした時の防犯上の心配や、雨の日は晴天時の1/100程度の照度になってしまう事です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
スッキリ起きる方法を三つほど紹介しましたが、おすすめの方法は「太陽の光を浴びる」です。
体内時計を「リセット」するので、少しくらい生活リズムがくるっても修正が容易にできる点が、その理由になります。
問題点として防犯上の心配や、雨の日など挙げましたが、他の方法よりも手間やリスクが少ない事、本人の意思が必要ないので親が不登校対策としてできる事が大きいです。
追記
光を浴びて目覚める方法を調べたところ、防犯上の心配や、雨の日などの問題点を回避して同様の効果を得られる製品を見つけました。
その製品は「inti4」という光目覚まし時計です。
公式サイトで確認できますが、各メディアで結構紹介されています。
不登校・引きこもりの原因の項目に「早めに最適な睡眠をさせてあげた方が良いです。」と書きましたが、この製品も「不登校の子どもと親を救う魔法の光。光目覚まし」と不登校に関して触れていました。
この製品のメーカーも製品に絶対の自信があるのか「3ヶ月間使ってご満足いただけない場合は全額返金」とでかでかと書いてあります。
その他の特典もたくさん書いてありますから自信があるのでしょう。
公式サイトには、本記事内で「光を浴びて起きると良い理由」として挙げた内容より専門的な情報や数値が出ているので見てみるだけでも参考になると思います。
やはり、専門に研究している人の知識には敵わないと思いつつも、私の書いた事が裏付けされたようでうれしくも思いました。
<追記>
本記事で紹介した「inti4」という光目覚まし時計が、TBSの「この差って何ですか?」という番組で紹介されていました。
ムーンムーン株式会社