出産祝いのプレゼント、悩みますよね?
おもちゃやベビーグッズなどは好みもあるし、家族から大量にもらっていることもあります。
サイズが関係するものなども、なかなか難しいですよね。
そこで必ず必要でサイズも関係なく、いくらあっても困らないタオル、その中でも「今治タオル」をお勧めしたいと思います。
今治タオルとは?
タオルの産地として百十余年の歴史がある愛媛県今治市のブランドタオルです。
「今治タオル」というのは製品名ではありません。
「四国タオル工業組合」という組合が各メーカーのタオルを独自の認定基準に従いチェックして合格基準を満たしたものを「今治タオル」と認めます。
その基準を満たしたタオルだけが、ブランドマークのタグを使用することができます。
今治タオルの認定基準
「今治タオル」の認定基準は吸水性、脱毛率、摩擦に対する強さなど細かく項目が設定されています。
なかでも有名なのは吸水性を検証する「タオル片を水面に落とした時に沈み始めるまでが5秒以内」というものがあります。
実際の使用感
私の話ですが、子供が生まれた際に「敏感な子供の肌なので肌触りが良いもの」をと思い今治タオルを購入しました。
肌触りがトロトロで、うちの子もお気に入りです。
ちなみにこちらがそのタオルの写真です。
下に写っているのが今治タオルブランドのタグです。
写真が下手で申し訳ないですが、購入してから2年半が経ってもそれ程へたっていません。
当然、買った当時と比べるとくたびれていますが、長く使えるので愛着をもって使っていけます。
毎朝タオルを引きずりながら起きてくる我が子をみて「いい買い物をしたなぁ」と思っています。
今治タオルと今治産タオル
ネットの通販では、「今治タオル」と「今治産タオル」が混在しています。
前述したように「今治タオル」はブランド名です。
土地の名前がついているので判りにくいですが、「今治産タオル」とは「今治で作られたタオル」で「今治タオル」は「四国タオル工業組合が認めたタオル」となります。
もちろん「今治産タオル」にも良いものはあると思いますが、品質が保証されているのは「今治タオル」です。
本当に品質が良いのか?
「四国タオル工業組合」の品質基準を「タオルの品質基準としては当然のものであり、最低限のもの」という方もいます。
それは本当なのでしょうか?
実は今治タオルに関して、2015年に偽装事件がありました。
愛媛県今治市のタオルメーカー「一広」と関連会社の「コットンアイ」が「基準を満たした製品につけるため」と偽り、ブランドのタグを入手し、他の劣悪な製品にタグをつけて販売したという詐欺事件です。
品質を上げるために日々頑張っている真面目な生産者の努力と信頼を踏みにじる酷い事件でした。
この事件から考えると今治タオルの品質基準は「タオルの品質基準としては当然のものであり、最低限のもの」ではないのではないでしょうか。
なにしろ愛媛県今治市のタオルメーカーが品質検査を受けていない製品につけるために詐欺を働いたわけですよ?
今治タオルのブランドタグが付いていなければ、基準を満たしていないものも多く流通していると考えるのが普通ですよね。
「四国タオル工業組合」の品質基準を「普通」というのは劣悪な製品を売りたい業者の意見としか思えません。
事件があったことにより、更にしっかりと審査をしているともいえます。
ちなみに今治タオルのタグには番号が記載されており、照合することができます。
うち子供のタオルの場合は......「0335」ですね。
照合すると「今井タオル株式会社」のものだとわかります。
ちなみに写真のタオルは「watairo」というシリーズの中の「ゆいわた」というガーゼタオルです。
毛足が短いので持ち歩くときにかさばらないのも気に入っています。
おすすめです
いろいろと意見はありますが、私は「今治タオル」をお勧めします。
だって、実際に使ってみて気持ちいいから。
そんな私が「今治タオル」を購入したのは、 全国17店舗。日本最大級の今治タオルのお店「伊織」
です。
通販もしていますが、もし時間があるのならば店舗に足を運び実際に手触りを確認してみることをお勧めします。
本物の品質が実感できますよ。
プレゼント用に名入れもできますしね。