2年ほど使用していたUQモバイルですが、他の通信事業者に乗り換えることにしました。
UQモバイルは、通信速度なども高品質だったので不満はなかったのですが、テレワークが多くなり最小プランの3GBでも前月から繰り越しした分すら使い切れなくなったので、他社のもっとデータ量が少なくて安いプランにすることにしたのです。
メインで使っている回線なので、電話番号は引き継いで使うためMNP転出することにしました。
しかし、MNP予約番号の発行には暗証番号が必要なのでした。
UQモバイルのMNP予約番号発行の流れ
まずはUQモバイルのMNP予約番号発行の流れを画像で確認していきましょう。
UQモバイルの暗証番号って何?
MNP予約番号の発行には自身で設定した暗証番号が必要とのことなのですが、全く記憶にありません。
この暗証番号は4桁の数字ということです。
自分が使いそうな4桁の数字なんて7パターンくらいしか思いつきませんから、可能性が高そうなものを試してみることにしました。
3回間違えてしまうと、その日のMNP予約番号発行はできなくなります。
......とりあえず、1回間違えました。
暗証番号を確認する方法を探してみた
1回間違えたので次からは慎重に行きましょう。
暗証番号を確認する方法を調べてみました。
するとUQモバイル公式のよくあるご質問に次のように記載されていました。
暗証番号とは、UQ mobileお申し込み時にお客さまご自身でお決めいただいた4桁の番号です。スマートフォンの新規ご契約時のお客さま控えにてご確認いただけます。
お客さま控えに書いてあるそうです。
わたしはこの手の書類は取っておいているので、もう解決した気でいました。
でも、探してみるとお客さま控えが無いんですよ。
UQモバイルのSIMのカードやスタートアップマニュアルが出てくるのに、肝心のお客さま控えだけありませんでした。
ここでよく考えてみたら、UQオンラインショップで契約したので、契約時に送られてきているだろうメールがお客さま控えの代わりになっているのではないかと考えました。
というわけで、過去のメールを漁ったのですが、お客さま控えらしきものはありませんでした。
メールに「暗証番号」という言葉が最初に出てきたのは、「my UQ mobile」を初めて使う場合のパスワードが「お申し込み手続きの時に設定された暗証番号」という記載です。
やはり自分で設定していたみたいですね。
お客様控えから調べるのはあきらめました。
お客さまセンターに電話してみる
お客様控えはなかったですが、あと2回チャンスがあったので限界までチャレンジです。
4桁の数字なんていつものやつに決まってます。
……ダメでした。
これで翌日まで、サイトからMNP予約番号の発行ができなくなりました。
次の手を考えようと調べているとUQモバイル公式のよくあるご質問には次のようにも記載されていました。
お客さま控えがお手元にない場合は、現在の暗証番号を記載した書面をご契約住所宛てにお送りします。
契約者ご本人さまより「UQ mobileお客さまセンター」へお電話ください。
お客様センターには「UQ mobileポータルアプリ」から電話を起動して掛けると優先してつないでくれるみたいです。
ちなみにフリーダイヤルなので通話料は無料です。
ナビダイヤルじゃない、ありがたい。
お客様センターに電話を掛けると、よくある感じで「~の場合は1を押して下さい」みたいな自動音声でのサービス振り分けがあります。
この分岐を「暗証番号がわからない」に向かって進めていきます。
で、最後に聞かれるのが......「暗証番号を入力してください」です。
再チャレンジのチャンスが巡ってきました。
自動音声の回答
「本人確認がとれませんでした」
ここで諦めて電話を切ってはいけません。
暗証番号を間違えてもオペレーターに繋いでくれます。
オペレーターに助けを求める
オペレーターに繋がったら、これまでの経緯を話しました。
暗証番号を忘れたこと、お客様控えがなかったこと、オンラインショップのメールにも記載がなかったことなどです。
そして、暗証番号が書かれた書類の郵送を依頼しました。
ここでオペレーターの方から提案がありました。
聞くと、この場であと2回だけ暗証番号の確認するチャンスがあるそうです。
思い当たる4桁の数字を伝えると......
「本人確認できませんでした。」
ここまでで4桁の数字6パターン試してダメって、もう思い当たらないんですけど......
書類の到着を待つことにしようと考えていたところ、オペレーターの方から暗証番号を使おうとしているサービスを聞かれました。
(解約するつもりだと気付かれたら書類の到着が月をまたぐように調整されるのでは?)
そう思いましたが、素直にMNP予約番号を発行するためと伝えました。
「MNP予約番号の発行でしたら、今から伝える番号に電話して頂ければ暗証番号なしでも手続き可能ですよ。」
お待たせしました。
MNP予約番号の発行が暗証番号なしでも手続き可能、その夢のような電話番号が「0120-001-659」です。
電話でMNP予約番号発行
オペレーターの方から教えて頂いた、MNP予約番号発行に暗証番号が要らない電話番号に電話しました。
電話が繋がると、自動音声による(多分)解約を引き留めるための情報収集の質問に答えていくことになります。
で、やっぱり最後に聞かれるのが......「暗証番号を入力してください」です。
7回目のチャレンジです。
自動音声の回答
「本人確認がとれませんでした」
……もう思い当たる4桁の数字はありません。
Chromeで自動生成とかしたのかなぁ。
それはさておき。暗証番号を間違えても、オペレーターの方に繋いで貰えるのはここでも同じでした。
MNP転出することにしたのかとか聞かれましたが、テレワークが多くなってUQモバイルの最小プランでも繰越したデータ量も使えていないことを伝えると、特に引き留められることもありませんでした。
MNP予約番号を口頭で伝えられ、あとで予約番号を記載したメールが送られてくるとも言っていました。
結局、暗証番号はわかりませんでしたが、MNP予約番号を入手できました。
1GBで290円の日本通信SIMの契約を進めようと思います。
暗証番号は何だったのか
MNP予約番号は発行できましたが、暗証番号がわからないままというのはスッキリしません。
絞り出した4桁の数字が7つも敗れていますからね。
という訳で、暗証番号の送付もお願いしていて、一週間後に書類が届きました。
書類に記載されていた番号は......一番最初にチャレンジしたはずの番号でした。
何ででしょう。
入力ミスしてたのかなぁ
回数制限があるから、入力ミスかもしれないと同じ番号で再チャレンジするよりも次の候補を優先したのがダメだったようですね。
おわりに
UQモバイルからのMNP転出には、設定した覚えのない暗証番号が必要とされています。
サイト上では、3回間違えると当日の予約番号の発行ができなくなってしまいます。
それでも、アナログな電話問い合わせでは柔軟に対応してくれるUQモバイルは最高です。
生活環境が変わって、またそれなりのデータ量か必要になったらUQモバイルに戻りたいと思います。
ですが一旦、UQモバイルとはお別れです。
またね~♪