「おれんじ」です。
【追記】
2019/7/10にAmazonとGoogleが和解して、Fire TV StickへのYouTubeアプリの提供が再開されました。
現在はYouTubeアプリでの視聴が可能であり、本記事の内容は「そういう時代もあったんだよ」という参考情報になりました。
「Fire TV Stick」のYouTubeアプリからYouTubeの視聴ができなくなりました。
現在は「Silk Browser」もしくは「Firefox for FireTV」のブラウザ経由で視聴が可能です。
わたしはどちらかと言えば、YouTubeへのアクセスの簡単さと、YouTubeアプリと同等の表示レイアウトになっていることから「Firefox for Fire TV」をおすすめしています。
「Firefox for Fire TV」を使用して、引き続きYouTubeを視聴できるだけで喜んでいましたが、使うにつれて不満も出てきました。
それは「音声認識検索に対応していないこと」です。
そこで試行錯誤した結果、「Fire TV Stick」のリモコンだけで「Firefox for Fire TV」のYouTubeを音声認識検索を行う方法を見つけましたので説明していきます。
Fire TV Stickでの音声検索
Fire TV Stickで音声認識検索をする際は、リモコンのマイクボタンを押しながら検索ワードを話すとボタンを離した際に認識されたワードでAmazonビデオ内が検索されます。
ここでリモコンのメニューボタンを押すと、Amazonビデオ以外の他のアプリでの検索ができます。
問題は、この検索対象の候補アプリに「Firefox for Fire TV」が含まれていないことです。
「Silk Browser」は含まれていますが、「Firefox for Fire TV」は通常の方法では音声認識検索をすることができません。
「Firefox for Fire TV」を音声認識検索する方法
本題の「Firefox for Fire TV」を音声認識検索する方法を説明します。
流れから説明すると以下のように行います。
- Fire TVのモコンのマイクボタンを押す
- 検索ワードを話す
- マイクボタンを離す
- Amazonビデオの検索結果画面でリモコンのメニューボタンを押す
- 検索対象の候補アプリから「YouTube」アプリを選択する
- 起動した「YouTube」アプリから「FirefoxでYouTube.comに移動」を選択する
- Firefoxが音声認識検索した結果を表示した状態で起動する
Amazonビデオ以外の他のアプリでの検索を行うためにリモコンのメニューボタンを押すところまでは、前述した内容と同じです。
検索対象の候補アプリに「Firefox for Fire TV」はありません。
でも大丈夫です。
ここで選択するアプリは、2018年から使用できなくなった「YouTube」アプリです。
「YouTube」アプリを選択すると、起動した画面には「Silk Browser」もしくは「Firefox for FireTV」での視聴を促すボタンが表示されます。
「FirefoxでYouTube.comに移動」を選択してください。
Firefoxが起動するのですが、音声認識検索した結果を表示した状態で起動します。
おわりに
「Firefox for Fire TV」を音声認識検索する方法、参考になったでしょうか。
「Firefox for Fire TV」がリリースされYouTubeを継続して視聴できるだけで満足していたのですが、音声認識で検索できる手軽さは体験してしまうと手放せなくなるものですね。
「YouTube」アプリを消してしまったのであれば、提供されなくなる前に再ダウンロードをしておくことをおすすめします。
一旦、「YouTube」アプリを経由する必要がありますが、音声認識検索できる方法を見つけることができたので、以前のように利用できています。
まだFirefoxでは、動画を選択してから更に再生ボタンを押さないと再生されないことがあるのが不便に感じていますけどね。